アロマとゴキブリの関係
アロマテラピーに使用される精油(エッセンシャルオイル)には、様々な効果を持っているものがあります。
その中には虫よけ作用があるといわれているものがいくつかあり、特に「レモングラス」・「シトロネラ」・「ペパーミント」の3種類のオイルにその作用があるとされています。
そこで今回は、ゴキブリに対する忌避作用があるかを確認するための実験を行いました。
その結果、虫よけ作用のある3種類のオイルの中で、最もゴキブリに対して忌避作用があるのは「レモングラス」ということが分かりました。
実験概要
大きなプラスチック製のケースの中に、ゴキブリが出入りできるくらいの穴のついた小さな箱を2箱用意します。
その内、片方の箱には精油を垂らしたシャーレを置き、もう片方の箱には空のシャーレを置きます。
そこにゴキブリ50匹を放ち、「一昼夜後にそれぞれの箱で発見されたゴキブリの数を計測する」という実験を、それぞれの精油について各3回ずつ実施しました。
気になる結果詳細は・・・?

上記の実験を行った結果、「レモングラス」の精油を置いた箱でのゴキブリの発見率が一番低く、22.3%という結果となりました。
一方、「ペパーミント」精油については、逆に、精油なしの箱に比べて精油ありの箱の方がゴキブリの発見率が高いという結果となりました。
精油(エッセンシャルオイル)で虫除けというと、蚊の対策で耳にしたこともある人も多いことと思いますが、ゴキブリに対しても忌避作用のある精油があることが今回分かりました。
「赤ちゃんやペットがいるからあまり殺虫スプレーやゴキブリ対策アイテムを使いたくない」という家庭でもレモングラスの精油であれば安心して使えますよね。
生活の中に上手にアロマを取り入れて、快適な毎日を過ごしたいものですね。