目次
1. 当たり前に使っているけれど、柔軟剤ってなんだろう
衣類やタオルなどを洗濯する時、今では何も考えずに自然に使っている柔軟剤。
洗剤は洗濯物の汚れや臭いを落とす役割ですが、柔軟剤の役割は何なのでしょうか。また、いつから柔軟剤は使われるようになったんでしょうか。
柔軟剤はいつから使われるようになったの?
柔軟剤が使われ始めたのは、1960年代に入ってからで、花王から発売された「ソフター」が1番最初の柔軟剤です。
当時の柔軟剤は、現在のように香りや抗菌などの役割はなく、柔軟性と静電気防止として使われていました。
販売後、ソフターが好評なことから、他のメーカーからも多く柔軟剤が発売されるようになったんです。
柔軟剤の役割は?
「洗剤で洗った後の衣類をふんわり柔らかく仕上げること」
「静電気を防止すること」
この2つが柔軟剤の元々の役割でした。
衣類やバスタオルなどは、柔らかく加工されてから販売されている場合が多いのですが、洗濯を重ねることでその柔らかさが取れて硬くなったり、夏の強い日差しを受けることで、硬くなり肌触りが悪くなってしまいます。その硬くなった衣類を柔らかくしてくれるのが、柔軟剤の役割でした。
柔軟剤の仕組みが詳しく知りたい人はこちらが参考になります。
■柔軟剤を使うとふわふわになる理由 - P&G マイレピ
https://www.myrepi.com/tag/lenor-juunanzai-fuwafuwa
2. 進化する柔軟剤
最近の柔軟剤は、柔らかさ・静電気防止に加えて、
・香りを楽めるもの
・除菌や抗菌作用があるもの
・速乾を促すもの
・衣類の防臭効果のあるもの
といった様々な機能的な商品が登場しています。バリエーション豊富な柔軟剤が登場している背景には、やはり消費者が求めるものを各メーカーが研究開発し続けた結果があります。
そして、その中でも「香り」に対しての消費者のニーズは高く、ただ香りをプラスするのではなく、汗・タバコ・食事などの嫌な臭いを消し去った後に、いい香りをさせることができる柔軟剤は人気商品となっています。
3. Kunkunが柔軟剤の使用をおすすめする2つの理由
ここまで長々と柔軟剤の効果を紹介してきましたが、匂いメディアKunkunとして柔軟剤を使うことをオススメする理由はいたってシンプル。
ずばり、柔軟剤は、イヤなニオイを消臭して良い匂いを足してくれるから。
洗濯の時に多くの人が使っている柔軟剤ですが、実際に柔軟剤を選ぶ決め手として一番に上げられるのが「香り」です。
不快なニオイ問題を解決してくれる
最近の柔軟剤は、洗濯の際に落としづらいニオイの元に効くだけでなく、着ている時に発生するニオイにも効果を発揮してくれるものも多いんです。
不快なニオイの上に香水などで良い香りを重ねると、混ざり合ってかえって強烈な悪臭に変化してしまう場合もありますが、柔軟剤には不快なニオイを抑えた上でいい香りをプラスする効果があるので、使いやすくしっかりとニオイ対策ができます。
タバコや食事の臭い、汗の臭いなどが気になる人は、洗濯時に柔軟剤を使用して洗っておくと着ている時もそれらのニオイで悩む機会が少なくなります。
気軽に良い香りをまとうことができる
柔軟剤の香りの種類は今やとても豊富で、その日の気分やシーンで柔軟剤の香りを変える人もいるほど。香水のように強い匂いでもなく、洗濯時に使うだけでコストパフォーマンスも良いので、柔軟剤は身にまとう香りアイテムとしても取り入れやすいんです。
柔軟剤の香りの中で人気はやはり「フローラル系」。フローラル系は、優しい香りで甘すぎない香りなので、老若男女関係なく使えるところが人気になっているようです。とは言っても柔軟剤の香りの種類は本当に多いので、次は4つの香りのタイプに合わせてそれぞれおすすめの柔軟剤をいくつ紹介していきます
4. 香りのタイプ別、おすすめの柔軟剤
「心地よい香りに囲まれて生活したい」「自分好みの香りを見つけたい」と思っていても、様々な香りの中からそれを見つけるのって大変ですよね。1つ1つ匂いをかいでみたものの途中でよく分からなくなってしまったり、お店ごとの品揃えに左右されて妥協した香りを選んでしまったり、といった経験あるのではないでしょうか。
今回の柔軟剤は、香りの系統別におすすめを紹介していくので、購入前に匂いをかぎに行く際などの参考にしてください。
フローラル系のおすすめ柔軟剤
「ランドリン クラシックフローラル」は、有名な口コミサイト@cosmeでもベストフレグランス柔軟剤第一位を受賞しているほど香りの良い人気の柔軟剤です。
ランドリンの柔軟剤は、香水のように香りの変化が楽しめるので、香り重視の人はチェックしておきたいアイテムです。クラシックフローラルの香りは、あまり甘さを感じない落ち着いたフローラル系なので女性だけでなく男性からの評判も良い香り。吸収性にも優れているのでバスタオルなど水分を吸収するものを洗う際に使うとふわふわで香りが残るのでオススメです。
いい香リン♪ ランドリンというキャッチコピーの通り、「仕事場でも評判の良い香り」「部屋干しすると部屋中にいい香りがするので嬉しい」といった香りに対しての評価が高いのが特徴です。
620ml
ベリーやピーチなどのレッドフルーツとフローラルブーケの天然アロマオイルを配合している柔軟剤です。香りをしっかりプラスしてくれるけれどキツい香りにはならないので、どんなシーンでも使いやすい柔軟剤です。さらに、特許消臭技術「ナノ消臭成分」が、イヤなニオイのする衣類の繊維の奥まで入り込み、臭いの元を取り込んで無臭化してくれます。
「ふんわりした仕上がりで優しい香り」「干す時もたたむ時もイヤなニオイがせず、ずっといい香りが続く」など、ニオイを消臭した後の香りに感動する口コミが多い柔軟剤です。消臭効果も取り入れたい人に特におすすめです。
560ml
レノアハピネスと言えば、テレビCMでも流れている「半径30cmのハピネス」というキャッチコピーが有名ですよね。
レノアハピネスは、香り成分を2種類使用しマジックカプセルに包むことで、時間差で香りが弾けて香りの変化を楽しむことができる柔軟剤です。プレミアムフレグランスオイル配合しているので、香りが長時間続くことも特徴です。「クラッシーフローラル」は、みずみずしいウォータリーな香りで始まり、時間経過とともにローズ、ミュゲ、ライラックなどの上品でエレガントな香りを楽しむことができます。
「洗濯を干す時から香りに包まれて、幸せな気持ちになれる」「周りの友達や知り合いから、いい匂いがすると言われる」など、洗濯をした瞬間から心地良い香りがするといった口コミが多いです。マイルドでラグジュアリーな香りをさりげなく身にまといたい人におすすめの柔軟剤です。
ソープ系のおすすめ柔軟剤
400ml
ハミングneoは、皮膚科医の指導のもと開発されていて、赤ちゃんや肌が敏感な人にも使える優しい柔軟剤です。繊維の刺激を和らげる処方をしているので、仕上がりがとってもフワフワで柔らかくなります。香りは、赤ちゃんにも使える優しいフルーティな石けんの香りです。
「今までに使った中で1番のフワフワ感が味わえる」「香りが大好き」などの口コミが多く、使い心地も香りも優しい柔軟剤です。
この商品は2016年3月に販売終了となっており、似た香りを探す人も多くいるようです。見つけた人には、ぜひ一度試して欲しい柔軟剤です。
グリーン系のおすすめ柔軟剤
580ml
柔軟剤のなかでも、消臭効果が優れているといえば「レノア本格消臭」シリーズです。10年かけて研究し開発した「無臭化技術」によって、洗濯時にニオイを香りで誤魔化すのではなく、イヤなニオイをシャットアウトすることができます。
さらに、「レノア本格消臭」シリーズは、洗濯時の消臭だけでなく、繊維が擦れるたびにカプセルに包まれた無臭化成分が弾けるので、着た後の消臭対策もすることができる柔軟剤です。「消臭力があるので子供や旦那の衣類に使っている」といった口コミも多く見られる商品で、最近おじさん臭さが気になってきた男性や、子供の汗臭が気になるといった家庭にもおすすめです。
香りは、甘ったるくなく自然で爽やかなフレッシュグリーンの香りなので、夏にも使いやすい香りです。レノアハピネスほど香りは強くないので、こちらは自然な洗濯の香りとともにイヤなニオイ問題をどうにかしたいといった場合にはぜひ試して欲しい柔軟剤です。
シトラス系のおすすめ柔軟剤
550ml
レノアシリーズの中でも最強クラスの消臭ができる柔軟剤です。
無臭・消臭成分は、上で紹介した「レノア本格消臭」シリーズの約180%配合しており、スポーツの汗もその場で無臭化してくれるレベルの消臭パワーを実現しています。
香りは、フレッシュシトラスの水と海をイメージした自然で優しいライムの香りなので、一日中爽やかに気分をリフレッシュしてくれます。「夏に使いたくなるさっぱりした香り」「主人の衣類に使っているが、香りが甘くないので好評」といった口コミが見られるように、汗臭などで気になる夏場や男性におすすめに柔軟剤です。
水分や汗を素早く吸収してくれる「吸収力」にこだわりを持っている商品です。
抗菌成分を配合しており、水分を含んだ衣類でも菌の増殖を抑えてイヤなニオイ発生させにくくなっているので、雨の日が続く季節の生乾き臭に効果を発揮してくれます。
香りは、シトラス系ですが、ほのかに甘い爽やかなオレンジのような香りがするので、柑橘系の匂いが好きな人におすすめです。
柔軟剤だけで解決できない生乾き臭の対策方法はこちら
柔軟剤は、香りも効果も色々な種類があるので、今回紹介した情報を参考にしつつ、好みの香りと解決したいニオイの問題を考えながら選ぶようにしましょう。
柔軟剤によっては香りが少しリニューアルされていて変わっていたりすることもあるため、香りが気になる場合は、ドラッグストアなどのお店に足を運んで、置いてある香りサンプルの匂いをたしかめてから買うのがオススメです。
5. さいごに、柔軟剤を使う時はココに気をつけよう
さて最後に、ここまでは柔軟剤の香りについて、「柔軟剤はさりげない香り」「香水ほど強くない香り」と紹介してきましたが、日常では、キツい柔軟剤の香りを漂わせるヤバい人達に出会ったことがある人も多いはずなので、柔軟剤を使う時の注意点をまとめておきたいと思います。
最近の柔軟剤は香りがかなり強くなっているので、「良い匂いの人」ではなく「柔軟剤臭いやつ」になってしまわないように使いかたを守るようにしましょう。
柔軟剤を使う時の注意点
■柔軟剤を使う時は、最後のすすぎの時に入れる
すすぎ前にいれると、衣類や水に洗剤が残っているので、洗剤と柔軟剤が混ざることで、どちらの効果も薄れてし まします。
■柔軟剤の使用量は守る
量を多くいれると香りは若干強くなりますが、吸水性が悪くなったり黒ずみの原因になります。
■周りの人にも気づかいを忘れないように
強い柔軟剤の香りは、人によって不快に感じたり体調を壊してしまう場合もあるので、はっきりと良い香りのするタイプのものは、シーンを選んで使うようにしましょう。
■柔軟剤はブレンドしない
ブレンドをしても良い柔軟剤以外は、素人が勝手にブレンドしてしまうと、香りや効果がケンカしあい、効果が薄れて香りもグチャグチャになってしまうので注意しましょう。
香りアイテムは、正しく使えば自分だけでなく周りの気分を盛り上げてくれるような効果もあります。
洗濯の時にできる、イヤなニオイの悩みを解決してくれるアイテムとして、ちょっとした香りづけのお洒落として、ぜひ自分にあった香りや効果の柔軟剤を見つけてみてはいかがでしょうか。